スクワットが腹筋を割るのに有効だという話を聞いたことがありませんか?
スクワット1回が腹筋100回分だとか、スクワットをやった方が腹筋が割れる、なんてことすら言われていますが、これは完全にウソ!
まぎれもなく事実なのは、スクワットが腹筋を割るために非常に役立つこと。ちょっとではなく、“めちゃくちゃ”役立ちます。
ただ、なぜ役立つのかを理解し、ちゃんと腹筋のトレーニングに組み込んでいるという人はかなり少ないです。
「自分はなぜこのトレーニングをやるのか」を理解することは効果の出方に大きく関わってくることですから、ここではスクワットが腹筋に効くのはなぜか、腹筋割るのに脚を鍛えるべき理由についてお伝えします。

この記事の目次
スクワットが腹筋に効くのはなぜ?

スクワットが腹筋に効くのはなぜかと言えば、理由は以下の3つ。
- スクワット自体が腹筋に刺激のある動作である
- 消費エネルギーが大きい
- 代謝が上がって脂肪が燃焼しやすくなる
一つずつ説明しますね。
スクワット自体が腹筋に刺激のある動作
スクワットは脚を鍛える種目というイメージが大きいですが、動作中の姿勢を保つのに腹筋や背筋も使います。
当然のことならが腹筋を鍛える種目ではないので負荷は小さいものの、スクワットを続けただけで下腹がヘコんだという例もあるほど。
逆に、腹筋が鍛えられていれば、スクワット時のフォームが安定するのも事実です。
消費エネルギーが大きい
スクワットは「全身運動」と言われ、それほどエネルギー消費の大きいトレーニングです。その場でスクワットを10回とかやっただけでも、少し息が上がりますものね。
エネルギー消費が大きいということは、それだけで脂肪燃焼することはできなくても、新たな脂肪をつけないことには大いに貢献。
エネルギーを消費するほど余計な脂肪が付きにくいというのは、とてもシンプルで当たり前の考え方です。
代謝が上がって脂肪が燃焼しやすくなる
スクワットを行う事で、体の中でも大きい脚の筋肉が鍛えられて代謝が上がり、その結果、普段の生活で消費されるカロリーが増えます。
これはスクワットが腹筋を割るのに効く最大の理由。腹筋を割る上で腹回りの皮下脂肪は大敵ですから、それが“落としやすくつきにくく”なるのは非常にありがたいことですね。
スクワットで鍛えられる筋肉

スクワットで鍛えられる筋肉は、ご存知の通り脚回り全般ですね。具体的には、主に大腿四頭筋・ハムストリングス・大臀筋。
そして姿勢を崩さずに動作を行おうとすることにより、割れるとまでは言えませんが腹筋も鍛えられます。
試しに下腹部のところを手で触りながら、ゆっくり正確にスクワットの動作をやってみると、腹筋に力が入っているのが確認できるはず。
もしバーベルやダンベルなどのウェイトを使用することでどんどん負荷が高くなれば、それだけ腹筋への刺激は強くなります。
ただし、あくまでも“動作の補助的に”使うだけですから、腹筋のトレーニングはやらなければならないことを頭に入れておいてください。
腹筋割るならスクワット

しっかりとしたやり方でスクワットをトレーニングに取り入れれば、腹筋のトレーニングのみの場合と比較して、2倍とまではいかないまでも、1.5倍くらいは変わってきます。
「だったらやるやる!」となりそうですが話はそう簡単ではなく、スクワットは腹筋以上にその動作自体も筋肉痛もキツいので、下手に取り入れられないんですね。
それでも、自重であればそこまでキツくはないですから、やり方を確認してみましょう。
- 脚を肩幅くらいに開いて立つ
- 手は胸の前で組むか頭の後ろで抱える
- 息を吸いながら真っ直ぐしゃがんで行く
できるだけ胸の位置を真下に下げるように意識する - 関節や筋肉に無理がない程度まで下がったら止まり息を吸いきる
- 息を吐きながらしゃがんだ時と同じルートで2の状態に戻る
動画で確認してみましょう。
動画の中ではベーシックなもの以外も紹介されていますが、まずはとにかくベーシックなものをフォームを崩さずにやることに集中してください。
また、バーベルやダンベルを使って負荷を高めた方が効果は大きいですが、自重でもできるだけ動作をゆっくり正確なフォームでやることによって十分効果は期待できます。
まとめ

スクワットはそれだけでエネルギー消費が大きい種目であり、体の中でも最大の筋肉である脚を鍛えることによって、代謝力を上げることができます。
これによっって、脂肪の燃焼効果が高まり、新たな脂肪もつきにくくなるということ。腹筋を割るために脚を鍛えるべき理由はここにあったのです。
そして、動作中の姿勢を安定させるためには、腹筋や背筋も使います。それだけで腹筋を割るのは厳しいですが、スクワットで腹筋を刺激できるのは事実。
ただ、この点についてはあくまでも補助的な役割としてなので、日々の腹筋トレーニングはしっかりと行いましょうね。
脂肪が落としやすくつきにくくなりますから、特にお腹周りの脂肪が多めな人は、ぜひ取り入れてみることをおすすめします!
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