毎日のように腹筋のトレーニングに励んでいる人なら、できれば“バキバキに割りたい”と思いますよね?
ゴツゴツした洗濯板のように6つに割れた腹直筋や、鱗のように隆起しセクシーな人魚線を出現させる腹斜筋。
血管が浮き出て表面には薄い皮しかまとっていない仕上がった腹筋は男の象徴です。
そんなバキバキに割れた腹筋を手に入れるためには、もちろんトレーニングが必須なのですが、もう一つ非常に重要なことがあります。
それが、今回のテーマでもある食事の管理。
というわけで、腹筋をバキバキにするための食事についてお伝えしていきますね。

この記事の目次
腹筋をバキバキにするには食事の管理が必須

最初に、腹筋をバキバキにするのにはなぜ食事の管理が必須なのかをお話しします。
当たり前のことですが、人間の体というのは食べたものからできています。はい、当たり前です。
でもちょっと考えてみてほしいのですが、そんな体のもとになっている食事をちゃんと管理しないって、そもそもおかしいと思いませんか?
ましてや、普通以上に体を成長させようとしている(腹筋を割ろうとしている)にも関わらずです。
そう考えれば食事管理の重要性が見えてくるわけですが、それに加えて、腹筋をバキバキに割るには体脂肪率を下げる必要があります。
体脂肪率を下げるには食事を管理するのが近道
体脂肪率を下げようと思った時に、まず何をしようと思うでしょうか? ランニングやスイミングなどの有酸素運動?
確かに有酸素運動は体脂肪を落とすのに非常に有効ですが、それは例えるなら“対症療法”です。
つまり、ついてしまった体脂肪に対して運動により燃焼を促して体脂肪率を下げるということ。
これに対し、食事管理は例えるなら“原因療法”。食事を管理することで、そもそも体脂肪をつけないようにするということです。
どうせ落とすならつけなきゃいいんです! その方がよっぽど無駄がなく生産的だと思いませんか?
ただし、脂肪をつけないようにしようとするあまり、過度に制限するのは全くおすすめしませんので、その辺りについては次章で具体的な取り組み方をお伝えしますね。
参考:シックスパックになるために食事制限は必要?それは皮下脂肪次第!
腹筋をバキバキにするための食事のポイント

腹筋をバキバキにするための食事には2つの目的があります。
それが、体脂肪率を下げることと、腹筋を成長させること。
実はこの2つの目的、対極にあります。
なぜなら、体脂肪率を下げるためには摂取カロリーを抑えるのに対し、筋肉を大きくするにはたくさん食べなければならないから。
それを踏まえて、要点を見ていきます。
痩せるだけでバキバキは間違い!
単純に痩せるためなら、普通に3食を食べつつ、摂取カロリーを消費カロリーよりもできるだけ低くすれば良いです。
それで体脂肪は落ちていくかもしれませんが、お分かりの通りそれだけでバキバキの腹筋にはなりません。
摂取カロリーを抑えるだけでは、肝心の腹筋を成長させるという目的が満たせないということ。
腹筋を成長させるには、ハードなトレーニングに加えてタンパク質を中心に頑張って多く摂取しなければならないのです。
食べなきゃバキバキは間違い!
摂取カロリーを下げるために、食べなきゃいいんじゃないか、一食抜けばいいんじゃないかと思うかもしれません。
ですが、これは最もやってはいけないこと。
なぜなら、食べないということは、腹筋の成長に必要な栄養素も摂れないばかりか、1日2食しか食べなければ逆に脂肪を蓄えやすい体質になってしまうからです。
人間というのは食べる回数が減ると、1回の食事でより多くの脂肪を蓄えておこうとする体質になることが分かっています。
現実的なことをしよう
実際に食事を管理するとなると、何だかめんどくさそうなイメージがありますよね。
自分専属の栄養士さんやコックさんでもいてくれれば良いのですがそれは難しい話ですし、毎日料理を作ってくれる人(奥さんや彼女など)がいたとしても「腹筋割りたいからアスリートフードにしてくれ!」とは言えませんよね。笑
なので、まずお伝えしておきたいのは、現実的な範囲での管理をしましょう! ということ。
つまり、緻密に栄養価を計算したり、食事管理がストレスになって挫折してしまうようなやり方はやめた方が良いわけです。
具体的な例としては以下のような内容です。
- 揚げ物や明らかにこってりしているものをできるだけ控える
- やることは糖質・脂質をなるべく控え、食物繊維・タンパク質を多く摂る
- お菓子屋お酒などの嗜好品は極力避ける
- 夕飯だけは主食の炭水化物をカットする
- 2週間に1日程度は何でも食べて良いチートデイを設ける
- 早食いだけは絶対にNGで、一口30回は噛む
- どうしてもジャンキーなものをガッツリ食べたくなったら、最初にボウル一杯のサラダを完食してからにする
- できるだけ水分を摂る
- 余計な間食をしなくて済むように、あえてプロテインバーやアタリメなどを食べる
- 不足しがちな栄養を補うためにプロテインなどのサプリを積極的に利用する
これらは、一つ一つをよく見ると、そこまで難しいものはありません。そして全てを満たす必要もありません。
できるものから少しずつ増やしていけばオーケー。断言しますが、全てできたなら胸を張って「自分は食事管理できている」と言って良いレベルです。
加えて、栄養価を計算したり自分で料理でもしようものなら、もはやそれを仕事として良いレベル。つまりはアスリートやボディービルダーですね。
そこまでやる必要はありませんから、あくまでも挙げた例のように現実的なことを少しずつやりましょう。

まとめ

腹筋をバキバキに割るためには、どうしてもトレーニングだけでは無理があります。食事の管理が必要になってくるのです。
今回は食事の管理が必要となる詳細な理由と、実際にどのようなことがポイントとなってくるのかについてお伝えしました。
とにかく食事の管理というのは、面倒だと思ってしまったり我慢の連続では絶対に続きませんから、現実的な範囲でできることをやりましょう。
本当に基本的なことだけでも、続けることができれば必ず成果は出ますよ!
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