腹筋を割るぞ! と思ってトレーニングを始めても、それを続けるのって大変ですよね?
「なんか今日はのってるなぁ」という日もあれば、残業で遅くなり「いや〜、今日はとにかく寝たい!」なんて日もあるはずです。
それ以外にも筋肉痛が痛くて嫌になることもあるでしょうし、子供がいれば面白がって邪魔してくることだってあるかもしれません。
よく分かります。本当に人ってキツいことは何かと理由をつけてやめたくなりますし、やる気がある時ほど何かしらの邪魔が入るものですよね。
ただ、これだけは断言できます。続けなければ絶対に腹筋は割れません!
それを踏まえて今回は、腹筋を続けるコツとして、毎日鍛えるのが簡単な効率のいい腹筋をお伝えします。

この記事の目次
腹筋を続けるコツ~最初は毎日鍛える

腹筋を続けるコツとしてまずお伝えしたいのは、「最初は毎日鍛える」ことです。
「えぇ〜、なんだよ、いきなり毎日かよ・・・」と思われるかもしれませんが、これには理由があります。
まず第1に、初めたばかりの頃はトレーニング自体の負荷が弱いため、毎日やらないと腹筋がトレーニングに慣れないし最大の効果を得られないということ。
毎日やっても大丈夫なのか心配になるかもしれませんが、負荷が弱いので全く問題ありません。
そして第2に、毎日やることで生活の中にルーティンとして組み込まれやすくなることが挙げられます。
人間というのはストレスのかかることでも、毎日繰り返していると慣れてきて日常生活の一部になり、逆にやらないと気持ち悪いと思うまでの状態になるもの。
早くその状態まで持っていくには、一日おきや3日に1度などのように間にクッションを入れない方が良いわけです。
クッションを挟むと慣れるまでの時間が長くなってしまうのは当然として、「今日も筋肉痛だから休もうかな」みたいな考えが生まれ、そのうちやめてしまいます。

腹筋を続けるコツ~いきなり負荷を上げない

腹筋のトレーニングをしようと思った時に、いきなり高い負荷でやるのはNGです。
なぜなら、当然の事ながら「負荷が高い=動作がキツい」ので心が折れやすくなる上に、そもそもいきなり高い負荷でトレーニングすることは怪我を招く最大の要因であるから。
例えば、野球でいきなりバッティング練習はせずに素振りを繰り返す、サッカーならいきなりシュート練習をするのではなくパス練やリフティングをやるなど同じことですね。
もちろん、腹筋のトレーニングでは腹筋を大きくすることが1つの重要テーマとなりますから、腹筋がトレーニングに慣れてくれば負荷を上げていくことになります。
負荷を上げるべき段階になれば、既にトレーニングが日常生活のルーティンとなっているでしょうから、少々動作がキツくても「このトレーニング効くーっ!」と思うくらいで、挫折する可能性は限りなく低いでしょう。
参考:腹筋は「高負荷×低回数」で大きく!低負荷の自重トレで追い込む!
腹筋を続けるコツ~簡単で効率のいい腹筋をやる

最初のうちは、腹筋にとっても続けるということにおいても毎日鍛えるべきなので、この時期に簡単で効率のいいトレーニングをすることが、続けるためには非常に重要です。
具体的な内容をお伝えしていきますね。
腹筋をできるだけ意識してゆっくりと行う
筋トレにおいて基本の内容に、「ターゲットとなる筋肉を意識する」ことがあります。
意識するというのは読んで字のごとくなのですが、簡単に言えば「腹筋に力をいれ続けること」と「1回の動作終了時に腹筋を潰すように収縮させること」の2つ。
また、腹筋を意識しながらも動作をゆっくりやることで、反動をつけることができない上に腹筋を使う時間が増えますから、それだけ効果も上がります。
この意識すること・ゆっくりやることの2点を徹底するだけでも、毎日のトレーニング効率は格段にアップします。
鍛える部位を分けてみる
腹筋の部位を分けることも有効です。これは、腹筋はお“腹の筋肉”としてひとくくりですが、脇腹や下っ腹(下腹部)などの部位に分けてトレーニングできるということ。
例えば、月・水・金はオーソドックスな上体起こし(シットアップ)、火・木・土は脇腹をターゲットにしたサイドクランチなどの種目、日曜日はレッグレイズのように下腹部を鍛える種目、というような具合です。
これを実践するのは曜日さえ決めてしまえば本当に簡単ですが、初期の段階で腹筋全体を満遍なく鍛えられる、使う筋肉の位置が微妙にズレるため筋肉痛を軽減できるなどのメリットがあります。
まとめ

腹筋のトレーニングを毎日続けるのは大変ですが、続けるためのコツを押さえることができれば、ぐっと楽になります。
具体的には、トレーニングを始めた初期の段階で、簡単で効率のいい内容を毎日行い、トレーニングを日常生活の中にルーティン化してしまうこと。
その方法として、腹筋をできるだけ意識してゆっくり行うことと、鍛える部位を分けてみることをお伝えしました。
この方法で最初の1ヶ月踏ん張ることができれば、負荷を上げる段階になっても楽に続けることができますよ!
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