「昨日トレーニングした腹筋の筋肉痛が痛すぎて、今日は何もしたくない・・・」
「こんなに痛いのってもしかして、オレの腹筋、どうにかなっちゃってるんじゃ!?」
こんな経験がありませんか?
ハードにトレーニングした翌日って結構こんな感じですよね。実際、私もそうです。
でも実際これって腹筋はどんな状況になってしまっているのでしょうか。考えられるのは次の2つ。
- トレーニングが効いてる
- 腹筋を怪我している
どちらにしても共通しているのは、適度な休息が必要だということ。この状態で更にトレーニングしたら筋肉も精神も自滅しちゃいます。
そんなことにならたいためにもこの記事では、筋肉痛が痛すぎる場合に具体的にどうするのか? についてお伝えしていきます。
特にトレーニングに慣れてない人は筋肉痛に苦しむと思いますから、ぜひ最後まで確認してください!
腹筋の筋肉痛が痛すぎならトレーニングはするべき?

腹筋の筋肉痛が痛すぎたらトレーニングはするべきかと言えば、“負荷の高い”ことは絶対にやめましょう。
なぜなら、痛いのは少なからず筋肉が傷ついた状態であり、それを回復する時間が必須だから。
さらには、この回復期間で筋肉は元の状態よりも成長するのです。これが筋肉用語で言うところの超回復。
それで、もし歯を食いしばりながら高負荷のトレーニングをやったとすると、間違いなく「オーバーワーク(オーバートレーニング)」になります。
オーバーワーク(オーバートレーニング)
トレーニングによる筋肉の回復が不十分な状態で更にトレーニングを積み重ねることにより、慢性疲労状態になってしまうこと。
筋肉は成長するどころか、やせ細っていくことも。
頑張りすぎるあまりオーバーワークになってしまうと、モチベーションが下がるとかそういうことを通り越して、不健康な状態になってしまいますから、これだけは特に注意してください。
逆に、ストレッチや負荷の低い運動はやっても大丈夫。適度にやることで筋肉痛が和らぐ効果も期待できます。
腹筋の筋肉痛の治し方

筋肉痛が一瞬で治るような方法は、残念ながらありません。ですが、筋肉痛を和らげたり回復を早めることはできます。
例えば、先ほどお伝えした軽い運動をするというのは、運動によって血流が良くなることで痛みが和らぐという意味。これは患部を蒸しタオルなどで温めることでも同じ効果が期待できます。
そしてお勧め、というか欠かさずやりたいのが栄養を摂ってよく眠ること、何よりもこれが1番です。
筋肉の回復・成長にはタンパク質や炭水化物などの栄養が必要なのは感覚的に分かりますよね。そしてやはり質の良い睡眠は非常に重要。ただ単に長く眠るのではなく、規則正しく翌朝「あぁぁ〜、よく寝た!」とスッキリ起きられる睡眠です。
筋肉痛の治し方については、「【腹筋の筋肉痛】治し方と予防策でトレーニングへの影響を最小限に!」にて具体的に紹介していますから、ぜひ確認してみてください。

もし腹筋の筋肉痛が引かなかったら?

腹筋はもともと回復の早い筋肉と言われています。その上で、もし腹筋の筋肉痛がトレーニングを休んでいるのに3日以上引かない、またはトレーニング直後から痛すぎる場合には、怪我している可能性大。
さらにひどくなると肉離れや筋断裂ということも。通常はふくらはぎや太もも部分の筋肉に多いので、腹筋に関してはあまり聞かない話ですが、腹直筋も十分に起こりうることです。
痛みだけから判断するのは難しいところですが、どのようなケースが疑わしいかを挙げておきます。
- トレーニング中にいきなり激痛が走った
特に筋肉を急に伸ばした時に起こることが多い - 痛いだけでなく、脱力感がある
力を入れようと思っても入らない場合は可能性大 - 皮下出血(内出血)の症状が見られる
打ちつけたりしていないのに症状があるならほぼ間違いない
これらはあくまでも判断材料ですから、少しでも疑いがある時は速やかに医師の診断を受けてください。
症状がひどくなると、完治までの期間が長引くだけでなく、モチベーションが下がって「もうワンパックのままでいい!」となってしまいますから。
まとめ

腹筋の筋肉痛が痛すぎてトレーニングできないほどなら、それはトレーニングが効いているか、腹筋を怪我しているのどちらか。
トレーニングが効いているなら栄養と良質な睡眠を十分にとって、腹筋を成長させましょう。栄養と睡眠は、筋肉痛を和らげて回復を早めるのにも効果的。
参考:良質な睡眠の決め手!最高級マットレスを最安で手に入れる方法とは?
※運もあるので確認はお早めに。
もし肉離れや筋断裂が少しでも疑われる場合には、速やかに医師の診断を受けて自分の腹筋をケアしてください。
腹筋をできるだけ早く割りたいという気持ちは分かりますが、腹筋を成長させるための休息や怪我の予防は、日々意識していきましょうね!