もし腹筋を割るなら、トレーニングは「毎日と一日おき」どちらがいいですか?
「いやぁ、できれば毎日はやりたくないです」という感じでしょうか。
腹筋を割るにはトレーニングが必要なのは分かりますが、どのくらいの間隔でやるべきかというのは様々な説があります。そして最重要なのは、間隔ではなくトレーニングの中身。
どちらかと言うと、トレーニングの内容によってどのくらいの間隔でやるべきかが決まってくるわけです。それでも、「毎日と一日おき」どちらが早く割れるのか知りたくないですか?
というわけで今回は、具体的なトレーニング内容を含め、腹筋を鍛えるなら「毎日と一日おき」どちらが早く割れるのかを解明します。この記事を読めば、腹筋を早く成長させられるようになりますよ。
この記事の目次
腹筋を鍛えるなら毎日?一日おき?

腹筋を鍛えるなら毎日か一日おきか、結論を言うと「一日おき」。なぜなら、筋肉はトレーニングをした後に回復する時間が必要であり、それが48〜72時間と言われているからです。
この筋肉が回復することを筋肉用語で「超回復」と言い、この間に筋肉が成長してより大きく強くなります。時間的に考えれば毎日トレーニングしてしまうと回復のタイミングがないので、一日おきにしましょうとなるんですね。
ですが、これで「はい、めでたしめでたし」とはなりません。というのも、この超回復はあくまでも“激しく”トレーニングした場合の話で、腹筋が小さくて大したトレーニングができない最初から深く考えるのはナンセンス。
負荷を強くできない最初の1ヶ月程度は、毎日やって多少腹筋にストレスをかけるくらいがちょうど良いですよ。

筋トレを毎日やっちゃダメというのは間違いです

筋トレを毎日やるとよくない! みたいなことを聞いたことがあるかもしれません。これは先に述べた超回復が関係してくるからですね。
ただ、この考え方を鵜呑みにして、最初から毎日やらないとするのはダメ。腹筋はもともと回復が早い筋肉と言われているので、低負荷なら毎日やっても問題ありません。
しかも、トレーニングに慣れて、腹筋の各パーツが意識できるようになってきたら、腹筋中央の上部・脇腹・腹筋中央の下部というように、毎日部位を変えることも考えるべき。
それによって、弱点を集中的に鍛えることもできます。

参考:【腹筋を割る方法の全て】誰でも100%腹筋が割れる4つのステップ
毎日やるメニューと一日おきのメニュー

毎日やるメニューと、一日おきにやるメニューは、簡潔に言えば「負荷が違うだけ」です。もちろん種目は違ってきますよ。
具体的なメニュー例を挙げていきますね。
毎日やるメニュー
毎日やるなら負荷は低めにします。主に自重でやる種目を選ぶことになるでしょう。
本当に始めたばかりの2週間程度は、筋肉痛の様子を見ながら毎日シットアップを20回でも十分。ただし、フォームは最大限正確にお願いします。
少し慣れてきたら以下のような感じ。
- 月・木・土
クランチ20回×3セット - 火・金
サイドクランチ10回×3セット
バイセクルクランチ30秒×2セット - 水・日
レッグレイズ20回×3セット
さらに数週間経って楽になってきたら、できるだけゆっくり動作を行い、腹筋が完全に収縮した状態を1〜3秒キープすると負荷が格段に上がります。
この辺りから、腹筋を大きくするメニューを取り入れていくと、成長が加速します。そして、超回復を考えていく時期です。
一日おきにやるメニュー
一日おきにやるメニューは、高負荷で腹筋を大きくすることが目的です。ここまでくると、超回復をしっかり意識しておかないと、間違いなくオーバーワークになるでしょう。
では具体的な例を挙げます。
- 月・水・金・日
腹筋ローラー20回×3セット
ハンギングレッグライズ10回×3セット
ダンベルサイドベント左右12回×3セット
仕上げにバイセクルクランチを限界まで×2セット - 火・木・土
休み(ストレッチはやる)
※翌週はトレーニングが火曜スタートになる
あくまでも簡単な例ですが、1日のトレーニング量がこれだけあると、翌日はうまく笑えなかったりクシャミを我慢したくなるほどの筋肉痛になりますよ。
まとめ

腹筋を割りたいなら、トレーニングは毎日と一日おきどちらかと言えば、答えは「一日おき」。これはトレーニング後に筋肉が回復するのに24〜48時間かかると言われているからです。
ただし、トレーニングを始めたばかりの時は負荷が低いですから、毎日やっても大丈夫。逆に最初から超回復を考えるようなハードなメニューをやろうとすると、キツすぎて3日坊主で終わるのがオチです。
最初は低負荷で毎日、慣れてきたら負荷を上げていって一日おきにするという流れが最速です!