腹筋を割るためのトレーニングとして、腹筋を鍛えることは当たり前ですが、もう一つ非常に重要なことがありますよね?
そうです、それが腹筋の上の脂肪を落とすこと。
腹筋の上についている皮下脂肪を落とさなければ、ハッキリとした割れ目はいつまでたっても現れません。
その証拠に、腹筋はもともと生まれつき誰でも割れていますから、もし脂肪がなければ元から割れ目が見えているはず。
腹筋の上の脂肪は、ちょうどでこぼこ道に降り積もった雪のように全てを覆い隠しますから、早く溶かしてしまいましょう。笑
腹筋の上の脂肪を落とすには、有酸素運動が有効なのは間違いくて、そこにスクワットの威力を加えると効果が倍増。
今回はその理由を含め、腹筋の上の脂肪を落とすべく、有酸素運動×スクワットの最強タッグをご紹介します。

腹筋の上の脂肪を落とす重要性

腹筋の上の脂肪を落とすことは、腹筋を割る上では非常に重要です。
それは冒頭にもお伝えした通り、どれだけ見事な“シックスパック”を持っていたとしても、それが全て覆い隠されてしまうから。
ただ、そうは分かったとしても、腹筋の上の脂肪だけをピンポイントで落とすことは不可能なので、全体的に体脂肪率を下げる必要が出てくるんですね。
腹筋の割れ目が見えてくる体脂肪率の目安としては、15%を切ったあたりから。
つまり、体脂肪率が20%を超えるようでは間違いなく腹筋の上の脂肪が厚く、割れ目が見えないということになります。
逆に、10%前後になってくれば、“バキバキ”と言えるレベルで割れ目がハッキリしてくるでしょう。
腹筋のトレーニングに脂肪を落とす効果はある?
腹筋のトレーニングをする事で、腹筋の上の脂肪が落ちれば一石二鳥だと思う人もいるかもしれませんが、その効果はほとんど期待できません。
なぜなら、腹筋のトレーニングは基本的に無酸素運動と呼ばれ、体内の脂肪ではなく糖をエネルギー源とするから。
よく腹筋のトレーニングだけをやっていて腹筋の上の脂肪が落ちたように感じることもありますが、これは食事管理や腹筋の成長とともに基礎代謝が上がったことが要因です。
もし腹筋のトレーニングだけで脂肪を落とすなら、すごく負荷の低い動作を有酸素運動のように長時間(20分以上)やり続けること。これはちょっと現実的ではないですよね。
参考:自宅で有酸素運動】たった5分で腹筋に効く最強のトレーニングとは?
スクワットと有酸素運動の相乗効果

腹筋の上の脂肪を落とすのには、やはりランニングやスイミングなどの有酸素運動が効果的です。
有酸素運動は、体内の脂肪がエネルギーとして使われるようになるのが開始後20分を超えてからと言われていますから、最低でも30分は確保したいところ。
もし腹筋のトレーニングを同じ日に行うのであれば、必ずその後に有酸素運動をしましょう。この順番を逆にすると何も良いことはありませんから。
参考:腹筋とランニング、割るのに最適な順番を理解して最短でシックスパック!
そしてこの有酸素運動の効果をめちゃくちゃ高めてくれるのが、スクワット。
スクワットは、体の中で最も大きな筋肉である脚の筋肉を鍛えることができ、代謝力を上げることで「脂肪を落としやすく、つきにくい」体質にすることができるのです。
スクワットによって代謝力を上げて有酸素運動を行えば、まさに鬼に金棒。これがスクワット×有酸素運動が脂肪を落とす上で最強タッグと言える理由です。
また、ランニングを始め有酸素運動と呼ばれる運動のほとんどは脚を使う種目ですから、その意味でもスクワットで脚を鍛えておくと相乗効果を得られますね。
ここでもし「よし! やろう!」と思ってもらえると私としても嬉しいのですが、一つだけお伝えしておきたい難点があります。
それは筋肉痛がめっちゃつらいこと。
脚の筋肉痛は上半身よりもつらく、その状態で走るのは腹筋のトレーニング以上にきついかもしれません。
なので、いきなりウェイトを使って腹筋以上に本気でやったりせず、トレーニング後のストレッチや回復日の確保を必ず行いましょう。
まとめ

腹筋の上に脂肪があると、どんなに立派なシックスパックを持っていたとしても、それが表面に現れることはありません。
割れ目を表面に出してハッキリさせるには、腹筋の上の脂肪を落とすことが不可欠なのです。
腹筋の上の脂肪はピンポイントで落とすことはできませんから、体の体脂肪率を下げることになりますが、それにはやはり有酸素運動が有効。
加えて、スクワットにより体の中で最も大きな脚の筋肉を鍛えることで、代謝力を上げればさらに有酸素運動の効果を高めることができます。
「スクワット×有酸素運動」の最強タッグの力を借りて、ぜひ効率的に腹筋の上の脂肪を落としましょう!
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