「糖質制限」という言葉は、筋トレやダイエットをしたことが無い人でも、1度は耳にしたことがありますよね。
テレビ番組でも頻繁に取り上げられ、「痩せたいなら糖質制限」みたいな風潮があるのも事実。そんな糖質制限ですが、腹筋を割るのには必要でしょうか?
はい、必要です!
ただ、お腹周りの脂肪が無く腹筋の割れ目もハッキリしているなら、今以上にやる必要はありません。
逆に適度に脂肪があり、こんなにトレーニングしてるのに何で割れないんだろう? と思っているなら絶対にやるべき。
今回はそんな糖質制限を徹底解説します。少しでもお腹周りに脂肪がついているなら必ず確認してください!
この記事の目次
最短で腹筋を割るために糖質制限を正しく理解する

糖質制限と一口に言っても、その内容を正しく理解した上で実施すべき。やることは文字通り食事で摂取する糖質を少なくすることですが、単に甘いものを食べないとかそういうことではありません。
大事なことなので少し詳しく説明しますね。
糖質とは?
そもそも糖質とは、食材に含まれる栄養素の1つで、人間が生きていく上で重要なエネルギー源となります。
多かれ少なかれ、私たちが口にする食材の全てに含まれると思ってください。
教科書的には炭水化物と同等になりますが、食品に表示される栄養素としては「炭水化物=糖質+食物繊維」となっていることがほとんどです。

糖質を制限するとは?
糖質はもともと食材に含まれていますから、それらを抜くなんてのはムリな話。
では具体的にどうするかと言えば、普段の食生活でできることは次の3点。
- 調味料としての砂糖などを制限する
- 麺・パン・イモ類・果物など、糖質の多い食材を制限する
- 酒類やお菓子類など、糖質の多い嗜好品をやめる
嗜好品をやめるのは前提として、食事に関しては自分のライフスタイルや、お腹の脂肪の状況などに合わせて行うのがベスト。
決して過度にやりすぎないのがポイントです。
参考:腹筋を割る上では炭水化物とうまく付き合おう! 過度な制限はNG!
最短で腹筋を割るのになぜ糖質制限が必要なのか

最短で腹筋を割るのになぜ糖質制限が必要なのかと言えば、エネルギーとして使われなかった糖質は、脂肪に変わって体に蓄積されてしまうからです。そうすると体脂肪率が上がり、お腹周りにブヨっと脂肪がついてしまうんですね。
そして脂肪はご存知の通り、つくのは簡単ですが落とすのは大変。本当に厄介者です。
腹筋を割るためにはお腹周りの脂肪が邪魔になりますから、今ある脂肪を落とすだけでなく、新たにつけないことも大事。つまり、脂肪の元となる糖質は必要以上に摂取しないことが重要となるわけです。

最短で腹筋が割れる糖質制限のやり方

最短で腹筋が割れる糖質制限のやり方としては様々な方法がありますが、難しいことはやらずにとにかくシンプルで簡単なものをお勧めします。
なぜなら、ストイックにやるのは他の人(妻など)に協力してもらったり、よほど料理が好きだったりしなければ、すぐに挫折する可能性が極めて高いからです。
例えば、毎食の栄養素を計算してバランスの取れた料理を作るなんてのは、普通のサラリーマンには厳しい話。もちろん、絶対にやるなとは言いませんよ。
現実的に考えて私がお勧めするのは以下。
- お菓子やスイーツは基本的に食べない
どうしても食べたければ、1〜2週間に1回適量を食べる(チートデイ) - 夜ご飯の炭水化物を摂らない
- お酒をどうしても飲むなら蒸留酒や糖質0のものにする
また、糖質を制限すると言っても、本来糖質は体のエネルギー源ですから、全く摂るのをやめることは避けてください。
体内の糖質が不足している状態だと、エネルギーを作り出すのに体内のタンパク質が分解されてしまいますし、脳や神経系の働きには糖質が必須ですので。
つまり、逆に糖質が不足すると腹筋の成長を妨げたり、集中力の低下を招いてしまうわけです。

低糖質食品を活用する
糖質制限をしていると、食べたいものが食べられない! と感じることが多いかもしれません。ですが、ここ数年で「低糖質食品」の台頭がめざましく、そんなストレスからも解放されつつあります。
例えば、パスタ・ラーメン・ピザ・うどん・パン・カレー・スイーツ全般・調味料など、ありとあらゆるものが、「低糖質食品」として販売されていますから、糖質を抑えた食事なんてのはもはや超お手軽。
もちろん加工食品ですしバランスもありますから、それだけと言うのはお勧めできませんが、有効利用しない手はありませんね。

まとめ

糖質制限は腹筋を割るなら、多かれ少なかれ必ず通る道です。これはお腹周りの脂肪をできるだけ落とし、新たな脂肪をつけないようにするため。
消費しきれなかった糖質は体内に脂肪として蓄積されてしまうので、必要以上の摂取を抑え脂肪の原因をシャットアウトするわけですね。
とはいえ、過度にやってしまうと、腹筋の成長を妨げたり集中力が低下したりしますから、現状の食事を見直すところから始め、この記事で紹介した内容をできることからやっていきましょう。
ムリせず着実にやることが、結局は最速で割ることに繋がりますからね。
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