腹筋を割るために、腹筋のトレーニングとスクワットを毎日交互に続けたら、どのような効果があると思いますか?
毎日やるという点についてはかなりきついとは思いますが、細かい内容は置いといて、これについてはかなりの効果が期待できます。
少なくとも毎日腹筋をやるよりは確実に効果あり。でもここで、「そもそもトレーニング自体毎日やっても良いの?」とか「結局どんなやり方をしているか詳細が分からなければ納得できない!」などの意見が出てきますよね。
そりゃ確かに、「今日は腹筋10回で明日はスクワット10回」という内容じゃ、誰も納得はできません。
そこで今回は、腹筋とスクワットを毎日交互に続ける場合の、現実的で効果のある方法をご紹介します。腹筋を割るという目的に対しては非常に効果的なやり方です。

腹筋とスクワットを毎日交互に続ける効果

腹筋とスクワットを毎日交互に続ける効果は、大きく2つあります。
- 代謝が上がり、脂肪が落ちやすくつきにくくなる
- 間隔を空けることで筋肉が回復する
どちらも腹筋を割る上で欠かせない要素で、結果的には腹筋を大きく厚く成長させ、腹筋の上の脂肪が落ちることで割れ目がハッキリするということ。それぞれ説明しますね。
代謝が上がり脂肪が落ちやすくつきにくくなる
体の脂肪を落ちやすくつきにくくするにはどうすれば良いでしょうか?
それは、筋肉を増やすこと。中でも大きな筋肉を鍛える方が効果的です。
例えば脚・背中・胸は体の中でも大きな筋肉であり、特に脚の筋肉は体の中で最も大きいと言われている大腿四頭筋やハムストリングスなどの筋肉で形成されています。
つまり、脚の筋肉を鍛えられるスクワットは、代謝を上げるのに非常に理にかなっているということ。
具体的な鍛え方としては、ジムならバーベルを使用したバーベルスクワット、自宅にダンベルがあればダンベルスクワットで負荷を高めることが理想。
10回程度で限界になるウェイトを使用すれば、最も筋肉を大きくするのに効果があります。
もしウェイトが無ければ、自重のみで行っても効果的ですが、片足で行うワンレッグスクワットは高負荷でおすすめです。
間隔を空けることで筋肉が回復する
腹筋のトレーニングもスクワットも、筋肉を大きくするためには高負荷での動作になり、トレーニング後に回復する時間を必要とします。
これは筋トレ用語で「超回復」と呼ばれるもので、ミクロレベルで損傷した筋肉が適切な栄養補給と休息によって、トレーニング前より成長すること。
超回復には48〜72時間必要とされていますから、腹筋と脚それぞれを一日置きで鍛えることは、まさに理にかなっているわけです。
もしハードにスクワットをするなら、交互に毎日ではなく「腹筋→スクワット→腹筋→休み」のサイクルを繰り返して中3日としても問題ありません。
それこそ筋肥大を目的としてハードにやるなら、脚を週に2回鍛えられれば、ちょうどいいペースです。

毎日腹筋とどっちが効果的か

冒頭にもお伝えした通り、毎日腹筋をやるよりはスクワットと交互にやった方が断然効果的です。
そもそも、毎日できる腹筋のトレーニングというのは、“負荷が軽い”ものなので、腹筋を大きくすることができず割るという目的に対してはふさわしくないということ。
もし無理をして“負荷の高い”腹筋トレーニングを毎日やろうとすれば、その先に待っているのは怪我かオーバートレーニングです。
参考:毎日腹筋を鍛えた結果どうなるのか?やり方による効果の違いを解説!
それでも、どうにかして腹筋を毎日鍛え、最大の効果を得たいという場合には、ある程度トレーニングを続けていて腹筋が強くなっている場合に限り、方法があります。
それが、腹筋自体を部位に分ける、または高負荷と低負荷に分ける方法。詳しくは以下の記事の内容を参考にしてみてください。
参考:腹筋を毎日鍛えながら超回復させる方法とは?短期間で確実に効果を出す
まとめ

腹筋のトレーニングとスクワットを毎日交互にやった場合、結果的にはかなりの効果を実感できます。
これは、スクワットが体の中で最も大きな筋肉であり、鍛えることで代謝力を上げて脂肪を落としやすくつきにくい体質になるから。
さらには、腹筋も脚も中1日空いていますから、それぞれの筋肉が回復する時間を確保できます。
ジムに通っていたり自宅にダンベルがあるなら、スクワットは高負荷で行い筋肉をより大きくすることで、腹筋への効果は最大に。
もし、きつい脚の筋肉痛と付き合う覚悟がある人にとっては、十分に選ぶ価値のある方法ですよ!
オススメ!:食事制限も走るのも嫌だ!それでも1ヶ月で腹筋が割れたわけとは?