腹筋を割ろうと頑張っている人なら、なんらかの腹筋トレーニング器具を使っているのではないでしょうか。
でもその器具、本当に役に立っていますか?
実は腹筋のトレーニング器具は、ものすごい数の商品があり、毎年次々に新しいものが出てきては消えているのが実情。
その中で本当に役立つものというのは限られています。
そこで今回は、腹筋のトレーニング器具の中でも、割るために本当に役立つ器具を4つご紹介します。

この記事の目次
腹筋のトレーニング器具の選び方

腹筋のトレーニング器具は、そもそも必要なのか? というところから考える必要があります。
なぜなら、器具を使わないトレーニングでも、腹筋は十分に成長させることができ、プラスでダンベルなどのウェイトでもあれば、できる種目には事欠かないから。
ではなぜ腹筋のトレーニング器具を使うのかと言えば以下のようなメリットがあるからです。
- なんか器具を使うとヤル気が出る
- 腹筋に集中して負荷を与えたい
- トレーニングを最大限に効率化したい
- 高負荷のトレーニングがしたい
- スランプを打開したい
こう見ると、器具が結構役立ちそうですよね。
ただ、やはり冒頭にもお伝えした通り、闇雲に買うべきではありません。
器具を選ぶときに考慮すべきこと
腹筋のトレーニング器具を選ぶ時には、最低限考慮しておくべきことがあります。
“割る”のに役立つ器具を選ぶために押さえておきたいのが以下の内容。
- 〇〇するだけ! とか〇〇しながら! みたいなものは避ける
- 設置スペースがあるか(中〜大型の器具)を事前に確認する
- 話題性や流行で選ばない
- 基本的に自分の力で腹筋を動かさない器具は役立たない
- “補助的な”役割として買うなら自由
まず、テレビCMで話題だったり、〇〇するだけで! みたいな売り文句だったり、自分の力でトレーニングしないものは、割るための効果はかなり低いと思ってください。
ただし、メインのトレーニングの休息日に軽く腹筋を刺激したりする目的ならオーケー。
これらの条件に合致する器具なら、ほぼ役立つものと考えて良いでしょう。
次章で具体的に役立つ器具をご紹介していきますね。
腹筋を割るために本当に使える器具

腹筋を効率よく鍛えることができる、本当に使える器具を4つご紹介します。
腹筋ローラー
キング・オブ・腹筋器具といっても過言ではないのが、腹筋ローラー。
これを考えた人は天才じゃないかと思うくらい、腹筋を強烈に刺激することができます。
その割に、やり方によっては負荷を調整できますから、初心者〜上級者まで幅広いレベルに対応できます。
ローラーを転がすという特殊な動作の性質上、トレーニングフォームは正確にやらなければ、腰や手首を痛めることもあります。
まずは負荷の軽い動作からやることをおすすめします。
以下は、初心者向けの膝を支点にしてやる「膝コロ」というやり方です。
参考:腹筋ローラーの正しいやり方!ポイントは腕・腰・脚の使い方にあった!
シットアップベンチ
シットアップベンチも、歴史のある代表的な腹筋器具です。
斜めのベンチに膝と足を引っ掛けて、安定したシットアップができる作りになっています。
1番のメリットはシットアップの動作が安定するため、フォームが崩れにくく床での動作が苦手な人でも集中して腹筋を刺激できること。
動作をスローにしたり、ウェイトを使って負荷を上げたりすることもできます。
大きさのある器具ですが、折りたためるものがほとんどですから、家具の隙間に立てかけて収納したりすれば、意外と邪魔にはなりません。
以下は、オーソドックスなやり方です。
参考:【シットアップのやり方】シットアップベンチを使って腹筋をいじめ抜く!
アブベンチ
アブベンチは、まさに腹筋運動を高負荷でやるための器具です。

ケーブルに繋がったウェイトを増やしていくことで、負荷を段階的に調整でき、かなりの重量にまで設定可能。
もちろん、その分のウェイト(ダンベルのプレート)は必要ですよ。
非常に強烈に腹筋を追い込める器具ではありますが、そのまま置いておかなければならないタイプが多いので、“ただの座りにくいイス”になってしまわないように、使う覚悟を持って買いましょう。
ケーブルマシン
腹筋専用のトレーニング器具ではありませんが、ケーブルマシンがあると、トレーニングの幅がグンと広がります。

設置スペースも必要ですし、物自体が高額ですが、腹筋以外も含めてハードにトレーニングする人にはおすすめです。
ウェイトによる負荷の段階的な調整、あらゆる方向に負荷をかけらる点は大きなメリット。
脇腹の筋肉である腹斜筋をひねりによって高負荷に鍛える動作も思いのままです。
まとめ

腹筋のトレーニング器具は、絶対に必要なものではありませんが、使うことでトレーニングを最大限に効率化し、幅を持たせることができるのは確実です。
ただ、流行りのものや〇〇するだけで! みたいな商品は割るためにほとんど効果はありませんから、あくまでも補助的に利用しましょう。
逆に、今回記事内でご紹介した4つの器具は、確実に割るために効果があるものですから、自分の腹筋レベルや設置スペースなどを考慮した上で、ぜひ取り入れることをおすすめします!
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