腹筋を割ろうと思った時に、自分の「体重」は重要視すべきでしょうか?
答えは『YES』
当たり前!! そう、 確かに当たり前ですが、単純に体重が軽ければ痩せているのだから腹筋が割りやすいでしょ、ということではありません。
なぜ体重を重要視すべきか、まとめましたので腹筋を割る前にそもそも体重が重いという方はぜひ確認してください!
この記事の目次
“腹筋を割りたい”と思っている人は体重が「体脂肪率」に直結している
腹筋が割れている人に必ず共通しているのは、「体脂肪率が低い」ということです。そしてその体脂肪率は、腹筋が割れていない普通のサラリーマンの方であれば、体重は体脂肪率に直結しています。
なぜなら、体重が重い原因というのは間違いなく「贅肉」にありますし、贅肉があればそれだけ体脂肪率は高くなります。当たり前です。
もし、体重が重くても体脂肪率が低い人がいるとすれば、それはワイルドスピードシリーズに出てくる、ザ・ロックやヴィンディーゼル、つまりゴリゴリのマッチョくらいです。
ここで、腹筋の外観と体脂肪率の関係を見てください。

出典:https://www.builtlean.com/2012/09/24/body-fat-percentage-men-women/
ご自身の体型と比べてみていかがでしょうか? 大体一致してますよね。
そもそも腹筋を割りたいという方は、間違いなく体脂肪率が20%を超えている(というより15%以下の人は割れている)でしょうから、体脂肪率多いほど体重も重いと言えるわけです。
体重が重い人は闇雲に腹筋運動をするべきではない

体重が重ければ体脂肪率も多くなり、それとともに腹回りの贅肉も多くなりますよね。
ということは、体脂肪率が25%を超えている方は、まずは割るうんぬんの前にまずは体重を落とすことに専念した方が結果的には早く腹筋が割れます。
体重を落とすつまり、余分な贅肉を落とすには有酸素運動が効果的であり、理想としては腹筋運動と有酸素運動の両方をやることです。
ただ、最初から両方をやるのには時間も体力も必要ですし、何よりも続かないでしょうから、まずは有酸素運動に専念し、体重を落としたほうが良いのです。
体脂肪率の多い人が、いきなり腹筋運動を始めてはダメです。
腹筋運動だけをしても体重(体脂肪)は落ちない
クランチやシットアップは腹筋運動の代表的な種目ですが、体重の多い人がそれだけをやっても体重(体脂肪)は落ちません。なぜなら、例え筋肉が大きくなったとしても、表面に厚い贅肉が付いていたのでは、筋肉のでこぼこが見えないからです。
そこで、体重を落とす必要があるわけですが、大きく分けて2つの方法があります。
ご存知の通り、有酸素運動と食事制限です。
この2つは、できるだけ同時に行うことが理想ですが、今までの生活にどちらか1つを組み込むだけでも効果はあります。それぞれ見ていきましょう。
有酸素運動をして体重を落とす

有酸素運動により体の余分な脂肪を燃焼させることで体重が落ちるのは、もはや常識ですよね。有酸素運動には以下のような種類があります。
- ランニング
- ウォーキング
- 縄跳び
- スイミング
- サイクリング
- 踏み台昇降運動
- 階段登り
それぞれ奥が深いので、やり方によっても強度が違ってきますし、一言で何をどれだけやればいいとは言い難いです。
個人的にお勧めなのは階段登り。なぜなら、登るだけとはいえ非常に強度が高い上に、内階段を使えば天候にも左右されないからです。器具もいりません。
ただし、以下の点には注意してください。
膝や腰に爆弾を抱えている方は痛める可能性が高い
集合住宅の内階段は登り降りしてると変質者扱いされてしまう可能性がある
食事を制限して体重を落とす

食事を制限することでも体重を減らすことができます。“制限”と言ってしまうと大変なイメージがありますが、やることはシンプルです。
- 摂取カロリー < 消費カロリー
- タンパク質・食物繊維 < 脂質・糖質
食事制限に関しては、その方法やレシピなど無数の情報がありますが、腹筋を割るために実施しなければならないのはこの2点になります。
とは言え、いきなり食事の量を減らしたり、大好物を食べるのをやめたらすると、辛いですし続きません。トレーニング開始当初は、全体的に摂取カロリーを抑えるところから始め、徐々にバランスやメニューを考えていく方向が良いです。
まとめ

腹筋を割るには体重が重要な指標となります。なぜなら、腹筋を割りたいと思っている人のほとんどは、体重が体脂肪率に直結しているからです。言い換えれば、腹筋の上に余分な脂肪がたくさん付いている、ということになります。
腹筋を割るには、この重要指標である体重を意識し、有酸素運動や食事制限をして体重を減らすことが近道となります。それがやがては体脂肪率の減少につながり、腹筋のデコボコがハッキリしてきます。
体重は腹筋を割るために大事な指標ですから、ぜひ頭に入れておいてください! そして毎日測りましょう!
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